
成人矯正
成人矯正について

中学生や高校生、大人の方を対象としたブラケット装置やマウスピース(別頁参照)を用いた矯正治療のことです。
矯正治療の目的
- 咀嚼機能や発音機能を向上させる
- 審美的にきれいになる
- 口呼吸から鼻呼吸へと移行することで全身の健康増進につながる
歯並びや咬み合わせを整えると、見た目がきれいになるだけでなく、食事や発音がしやすくなることもあります。
また、瞬発力や集中力が上がるとも言われています。
個人差はありますが、矯正治療によって鼻呼吸を促し、むし歯や歯周病の予防につながります。
このページでは、表側につけるブラケット装置についてご説明します。
歯並びの種類やお悩みについてはこちらをご覧ください。
歯並びの種類矯正装置の種類と特徴
当院で使用しています矯正装置は歯の表側に装置を装着するマルチブラケット装置、またはマウスピースでの治療を行っております。
種類や特徴は以下の通りです。
メタルブラケット:
金属色のブラケット装置

メリット
- 耐久性があり破折、破損が少ない
- 他のブラケット装置より安価
- 装置自体が小さいので違和感が少ない
デメリット
- 金属色のため目立ちやすい
クリアブラケット:
白色透明のブラケット装置

メリット
- メタルブラケットに比べて目立ちにくい
- マウスピース装置と比較して安価
デメリット
- メタルブラケットに比べて破損しやすい
- メタルブラケットに比べて高価
マウスピース型矯正装置(インビザライン)*薬機法対象外:
透明のマウスピースをご自身で着脱して使用する装置

メリット
- 歯磨きや食事がしやすい
- 他の装置に比べて見た目が目立ちにくい
デメリット
- 装着時間が短いと効果が得られない
- 他の装置に比べると治療期間が長い
成人矯正治療と流れ
STEP01
初診・相談
(1時間程度)
まず、相談申込書に記入いただき、お口の中を診せて頂きます。
その後、カウンセリングルームにて気になられることについて詳しくお聞きし、矯正担当医より考えられる治療内容や期間などについて説明を行います。
必要な場合はレントゲンを撮影させていただく場合もあります。
STEP02
検査
(40分~1時間程度)
検査内容
- 問診
- レントゲン撮影
- お口の中の型取り
- 写真撮影:口腔内写真 顔貌写真
- その他:追加でCT撮影など
検査が終わりましたら、3週間後以降に診断結果のカウンセリングのご予約をお願いします。
STEP03
カウンセリング
(1時間程度)
検査の内容を確認頂きながらご説明します。抜歯の有無や必要な装置、治療期間などについて説明しています。
また、料金や同意書の内容についての説明を行いますので、未成年の方は保護者の方の同席をお願いします。
STEP04
治療開始・調整
矯正の器具は3回ほどに分けてつけていきます。1~2週間おきに3~4回の来院をお願いします。
矯正装置が全てつきましたら、衛生士による歯磨きの説明、脱離やお痛みの時の対処法について説明いたします。
治療前に抜歯が必要な方は装置の装着前に抜歯を行います。治療計画の内容によっては治療途中に抜歯を行う場合もございます。
矯正治療中に
気をつけて頂きたいこと
食事について
ワイヤーの調整を行った後数日間は、お痛みや違和感が出ることがあります。
痛みがある場合は硬いものは控えてください。
また、矯正治療期間中は装置の脱離や破損、着色の原因になるものもできるだけお控え下さい。
控えた方がよいもの
- 硬いもの:
おせんべい 固形の氷 骨付きのお肉など - 粘着性の高いもの:
キャラメル ガム グミ - 熱すぎるもの
- カレーやワインなどは装置の着色の原因になりますので、気になる方はお控え下さい
歯磨きについて

矯正装置装着後、衛生士による歯磨き指導を行っています。
毎日の歯磨きをより丁寧に行う必要がありますので、通常の歯ブラシに加え、矯正用の歯ブラシやフロス、ワンタフト等の使い方をご説明します。
むし歯や歯肉炎にならないよう毎日の歯磨きを丁寧に行い、かかりつけ医または当院にて定期的な検診を受けましょう。
通院について
治療期間は個人差がありますが、約2年から3年の間は4週間毎に来院して頂きます。
装置の脱離の有無や粘膜に傷がついていないかなどの確認を行い、ワイヤーの調整、ゴムの交換などを行います。
1回の診療時間は約30分から1時間です。
また、装置の脱離やお痛みが強い場合はお電話にてご連絡下さい。
治療後の保定
約2年から3年の治療期間を終了した後は、ブラケット装置を除去し、歯の後戻りを防ぐための保定装置を装着します。
矯正治療で歯並びを整えた後は、歯は元の位置に戻ろうとしますので、骨の中で歯が安定するまでの間、保定装置を使用する必要があります。
上顎には取り外しの装置、下顎には裏側から細いワイヤーをつけます。
上顎の取り外しの装置は食事と歯磨きの時以外は装着してください。(約2年程度)
その後は使用時間を減らしながら、引き続き保定装置を使用していきます。
2~3か月毎に来院して頂き、歯並びの確認、保定装置の適合の確認と保定装置の調整を行います。
```html矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 矯正治療の装置をつけた後しばらくは、違和感、不快感、お痛みが生じることがありますが、一般的には数日から1、2週間程で慣れていきます。
- 歯の動きには個人差がありますので、カウンセリング時にご説明した治療期間よりも長くなる可能性があります。
- 顎間ゴムや取り外しの装置の使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者様のご協力が不可欠であり、それらが治療結果や治療期間に影響いたします。
- 矯正治療中は歯の表面に矯正装置がついているため食べ物がたまりやすく、歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。
そのため、毎日の歯磨きを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、定期的に検診を行うことが大切です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見つかることがあります。 - 歯を動かすことにより、歯根が吸収して短くなることや、歯肉がやせて下がることがあります。
- ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに、歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 矯正治療に使用する装置などにより、金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 矯正治療中に、顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
- 治療の経過によっては、当初予定していた治療計画を変更する可能性がございます。
- 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
- 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
- 矯正歯科治療装置を外す際に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 動的治療が終了し装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態の被せ物や、むし歯の治療(修復物)などをやり直す必要性が生じる場合がございます。
- 動的治療が終了し装置が外れた後に、保定装置を指示通り使用していただけない場合、歯並びや咬み合わせの後戻りが生じる可能性があります。
- 顎の成長発達により、咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 矯正歯科治療後に親知らずの影響で、歯並びや咬み合わせに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより、歯並びや咬み合わせが変化することがあります。
- 矯正歯科治療は一度始めると、元の状態に戻すことは難しくなります。
成人矯正を
ご検討されていらっしゃる方へ
中学生や高校生の矯正治療をご検討の方へ

中学生高校生の時期は、歯並びや咬み合わせを整える治療を行うことが多い年齢です。
この時期の矯正治療では、基本的には顎の成長を積極的に利用することはなく、現在のお子様の歯並びや咬み合わせを整えていく矯正治療になります。
また、学校生活や部活動など多忙な時期かと思いますので、治療開始の時期を含めてお一人おひとりに合った治療計画を立てるように心がけています。
この時期に矯正治療を行うことは歯の安定や将来のむし歯や歯周病予防にもつながりますので、お子様の歯並びや咬み合わせについて気なることがありましたらお気軽にご相談下さい。
大人の方の矯正治療をご検討の方へ

矯正治療に年齢の制限はありませんが、お口の中の環境が整っていることが大切になります。
歯周病の罹患や適合の悪い被せ物は、矯正治療の予後に影響するため、必要な方にはカウンセリング時に総合的な治療についても説明を行っております。
また、矯正治療は数年に渡る通院が必要となりますので、通院のしやすさ、矯正担当医や歯科医院との相性も大切なポイントになるかと思います。
歯並び、咬み合わせで気になられることがありましたらお気軽にご相談ください。




